ここまでわかった心身相関 科学的にみたこころとからだの相互作用 http://www.shindan.co.jp/books/index.php?menu=01&cd=206800&kbn=1 身体と心がお互いにどう影響しあうのか、ということを PETやfMRIやEEG(略称にすると何が何やらですね)といった 検査機器を使って解析している本なのですが、これが面白い。 治療院をやっていると、疲労感や痛みと精神状態に関係が あるのは、まあ、「あたりまえ」な感じがしますが、本書では、 「心因性発熱」や、「腸内細菌と脳の関係」といったテーマまで 扱われており、色々勉強になります。 心と体はつながっているといいますが、いやいや、 つながっているどころか、ひとつのものだよなぁ、 という思いをさらに深めるわけです。 「じゃあ、そういう症状は、元気出して、気合い入れれば治るのか」 っていう意見もあるかと思いますが、いや、それはもう、気合い 入れようと思ってスパッと気合い入る人は、「元気な人」ですから。 しばらく前にツイッター上に、
昔はアントニオ猪木が「元気があればなんでもできる」って 言ってるのを聞いて「だったら誰でも何でも出来ちゃうじゃん」って 思ってたけど、大人になって「元気があれば」という前提条件の 難易度の高さを痛感してる。 引用元:https://twitter.com/Surfer_Rosa/status/233037056895496192
というつぶやきが投稿されましたが、まさにその通りだと思います。 とりあえず、まずはその前提条件のところのお手伝いができればと 思ってこの仕事をしていますのでどうぞよろしくお願いします。 本の中に、「痛そうな写真を見せながら脳の活動を測定してみる」 という実験があり、その写真も紹介されていたので、今日はその 写真を見ながらお別れです! 痛たたたたた。
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