肩こり、こんなことでお困りではありませんか
以上のような症状でお困りの方を治療して来ました。
肩こりは、体の警報?
身体が不調になるとまず肩こりを感じる、という方が多く、治療院に来られる方でも、かなりの方が症状の筆頭に挙げます。多くの場合、「要注意だぞ」と身体からの警報として出てくる症状です。
原因も単純な筋肉の疲労にはじまり、内臓の疲労や疾患、脳・神経系の疲労、花粉症などのアレルギー反応、心理的な疾患の影響(例えば仮面うつなど)など多岐にわたります。
また、肩こりが強くなっていくと、頭痛、吐き気やめまい、腰痛、呼吸器系の問題(呼吸が浅くなったり、梅核気など喉への異物感を生じる症状が出たり)、消化器系の問題や心理的な問題などに派生する場合もあります。
このように、要注意の疾患の「結果」として現れる一方で、逆に、重い疾患を疑わせるような症状の「原因」になることもあるのです。
厄介なことに、重い疾患を疑われるような症状など、肩こりが原因だと画像検査や血液検査では異常が発見できないため、「肩こりをちゃんと治療する」という方法を思いつかずに、辛い時に肩を揉んだりしながら何年もいくつもの病院をさまようことになっていた方もおられます。
どんな流れで治療を行うの?
1.治療に入る前、問診を行います。
まずは手技療法で治る範囲の症状であるかどうかを、確認します。
特に、施術によってかえって悪化する可能性が高かったり、緊急で病院での処置が必要な症状であったりする場合は、この時点で施術を中止にいたします。
2.施術台に移動し、触診と各種検査を行います。
症状の原因であろう箇所や、問題がある箇所を検査によってあぶりだしていきます。
筋肉、内臓、神経、血管などの状態を確認していきます。
3.見立ての検証を行います。
原因と思われる箇所に刺激をすることで症状が軽減するかどうかを調べます。
軽度の症状ですと、この時点でもほぼ治ってしまうこともあります。
4.施術いたします。
全身の状態を確認しながら、原因箇所を緊張させている要因を外していきます。
この際に、症状や状態にあわせて、さまざまな治療法を用います。
5.主訴の軽減・解消の確認をいたします。
術後、体を動かして具合を確認していただきます。
必要に応じて、さらにいくつかの手技を行う場合もあります。
6.その場でできることが終わったら、その状態にあわせて簡単なセルフケア法をお伝えします。