http://www.neuroscientistnews.comより引用

凄い発見です!

従来は、脳にはリンパ管は通っていない……
というのが定説だったんですが、
脳中枢部のリンパ管が、新しい検査法
で調べたら、見つかっちゃった!
という話。

21世紀も深まってきたのに、
こんなに大物の解剖学的発見が
あるとは、やはり人体はまだまだ
フロンティアですね。

上の図の左側が従来のリンパ系のイメージで、
右側が、今回の発見をもとに書き換えられた
リンパ系のイメージ。

 

医療関係者が学ぶ、教科書や専門書は、
当然これまで左側のような図を採用して
きたわけですが、それらが書き換えられる
可能性があります。

最近は日本史でも、

「鎌倉幕府の成立は1192年ではなかった」

と言われ、かの「いい国つくろう〜」の語呂は
使えなくなりましたが、それに負けず劣らず……
いや、比べ物に
ならないくらいの大事件なのです。

これは、教科書がただ書き変わるという
だけの問題に
とどまりません。

いまだ発生メカニズムが明らかになりきって
いない脳の問題、
例えば自閉症など発達障害、
アルツハイマーといったものの
研究を進める上で、
大きく影響するかもしれない、ということです。
 
また、われわれのあつかう手技療法でも、

なぜかわからないけど効果のあった手技が、
脳のリンパ系という補助線をひくことで
説明できるようになったり、逆に脳内のリンパ系を
狙った治療を開発したりということができるかもしれません。

 

タイトルでええっ?と反応し、苦手な英語サイトもムリヤリ何とか
読んでのご紹介でした。

 

ネタ元

Missing link found between brain, immune system — with major disease implications

http://www.neuroscientistnews.com/research-news/missing-link-found-between-brain-immune-system-major-disease-implications